相互リンクに見せかけた一方通行リンク(「rel="nofollow"」タグ)に注意
あるキーワードで Google で検索すると 1 ページ目に表示されていた私のサイト(このサイトじゃない)を某ホームページ登録サイトに登録した。すると、これまで 1 ページ目に表示されていた私のサイトが 3 ページ目にしか表示されなくなった。その代わり、登録したサイト自体が 1 ページ目に表示される。
本家よりも、登録先のサイトのほうが先に表示されるってどういうことだろうと思って調べてみたところ、どうも「rel="nofollow"」というタグが関係しているのではないかということが判明した。
この「rel="nofollow"」というタグ、存在は知っていたがその役割については詳しく知らなかった。このタグには、nofollow の付いたリンクをクローラーに無視させる役割があるようだ(そのサイトへのリンクは貼られていないことになる)。
つまり、「rel="nofollow"」タグが埋め込まれたリンクは、リンクであってリンクでないということになる。相互リンクだと思っていても、相手サイトから自分のサイトへのリンクに「rel="nofollow"」タグが埋め込まれていたら、それは相互リンクではなく、実質的には一方通行のリンクになる。
それで、早速その登録サイトのソースをチェックしてみたところ、「rel="nofollow"」タグが使われていた。「rel="nofollow"」は、本来トラックバックやコメントによるスパムに対する対策とのことなので、相互リンクにこれを使うのはルール違反じゃないかな(SEO 的には、相互リンクよりも一方通行の被リンクのほうが効果が高いらしい)。
ブログのトラックバックやコメントのリンクには、「rel="nofollow"」が挿入されていることが多いらしいので、せっせとトラックバックしたり、コメントしたりすることは SEO 的には効果がないってことを初めて知った。
今回はいい勉強になった。
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